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この記事では、2PMのジュノくんの俳優としての面に焦点を当てて、
出演映画を筆者のおすすめ順に熱く紹介します。
裏話もお届けするので、ジュノくんファンだけでなく、映画のファンの皆さんにも満足いただけると思います!!!
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ジュノ(준호/JunHo/俊昊/イ・ジュノ/이준호/Lee JunHo)くんは、韓国の男性アイドルグループ2PMのメンバーです。
2PMは、2008年にデビューして大活躍をしているんですが、ジュノくんはその一方で俳優としても高い評価を受けています。
そこで今回は、ジュノくん出演の映画に焦点を当てて、筆者のおすすめ順に紹介していきたいと思います。
裏話も力いっぱい語らせていただきます!!!
ジュノくんの身長や家族、基本プロフィールはこちらで書いています。
ジュノくんに熱愛彼女疑惑があるの?交友関係も調べました。
ジュノくんの人気の秘訣は何なのか?筆者なりに考えてみました。
ジュノくんのSNSとチッケムについて語っています。
ジュノくんの経歴について書いた「ジュノくん年表」です。
ジュノくんの苦手なこと、好きなことはなに?について語っています。
ジュノくんの辛いことやこれからの夢、除隊後の変化やTMI(豆知識)を書きました。
ジュノくん出演のドラマのおすすめ順紹介記事です。
ジュノ2PMが出演する映画のおすすめ順ランキング
ジュノくん出演映画を、筆者のおすすめ順に紹介していきます。
あくまで筆者の好みなで、厳密に作品の善し悪しを測るものではないです。
その点、ご了承くださいね。
1位 「色男ホ・セク」
(Homme Fatale)
2019年7月10日公開
主演 ホ・セク 役
筆者がこの映画を一番推しているのは、これが一番ジュノくんらしい役だと感じているからです。
ジュノくんは、妓生(朝鮮時代の芸者)の息子として生まれ、妓房で育った郎子ホ・セク役。
お相手のヘウォン役は時代劇初挑戦のチョン・ソミン(정소민/庭 沼珉/Jung So Min)さんが演じます。
おお、ジュノくんとは、4年前に映画「二十歳」で共演していますね。
ジュノくんはこのドラマでの再会をとても喜んでいました。
今は、tvNのドラマ「還魂」でファン・ミニョンくんと一緒にムドクを演じている女優さんですね。
廃業危機の妓房「ヨンプンガク」を再生させるためにジュノくんは朝鮮初の男妓生になるのです(!!??)。
伽耶琴もこの映画のために学習して、自分で演奏したんですよ。
演じているジュノくんを見て筆者が感じたのは、ジュノくんと一緒じゃんってこと(笑)。
要は、芸事をしてお客さんを楽しませる芸能人ですよね。
女性客にキャーキャー言われている姿は、まさにアイドルのジュノくんそのもの。
この映画は、日本でも2020年5月1日に公開予定だったんですが、新型コロナウイルスのために、6月5日に延期されました。
2位 「監視者たち」
(감시자들/Cold Eyes)
2013年7月3日公開
チャン・ジェウン 役(コードネーム:リス/タラムジ/타람지)
ジュノくんの本当の意味での映画デビュー作です。
筆者がこの映画を2位に推したのは、初々しくて一生懸命なジュノくんが見られるから。
これは、2007年に制作された香港映画「天使の眼、野獣の街」のリメイク作品。
警察内の秘密組織とされる特殊犯罪課の監視班の隊員たちと、彼らが追う武装強盗組織犯罪者たちとの戦いを描いた物語です。
ジュノくんはこの役のために、ハ・ユンジュ役の女優ハン・ヒョジュ(한효주/Han Hyo-joo)さんと一緒にソウル江南(カンナム)警察署を訪問しています。
そして、業務方法や現場の規則を学んで、警察官さんたちにも直接話を聞いたりしていました。
2013年1月19日放送のKBS 2TV「芸能街中継」で、この映画のことが話題になったのですが、ジュノくんは、1番お世話になったのは、このハン・ヒョジュ(한효주/Han Hyo-joo)先輩って言っていました。
ハン・ヒョジュさんは、瞬間記憶力持つ新人刑事ハ・ユンジュ役でしたね。
この映画で、「第34回青龍映画賞 主演女優賞」や「釜日映画賞 主演女優賞」を受賞したんですよ。
そのハン・ヒョジュさんからジュノくんは、「映画初出演とは信じられないほどの熱演」と褒めてもらっていました。
そして、ジュノくんが1番負担に思ったのは、チョン・ウソン(정우성/鄭雨盛/Jung Woo Sung)さんとのツーショットだったんですって。
チョン・ウソンさんがあまりにハンサムだったから、と。
残念だったのは、自分が急ぎすぎたのではないかということ。
もっと余裕を持った演技をしたかったと言っていました。
まあ、だって、演技初挑戦でしょう??
今は押しも押されもせぬ演技ドルのジュノくんにも、そんな時があったんですねー。
実はジュノくん、この役のために3回もオーディションを受けたんです。
そしてその時はまだ腕にギブスをしていたんですよ。
コンサートのリハーサルのときにケガをして、肩を手術して退院してまだ4日目だったからなんです。
そんな中であっても、熱意と才能が認められたんですね。
スタッフ全員がジュノくんに「合格」を出したんです。
韓国最高の俳優と言われるソル・ギョング(설 경구/薛 耿求/Seol Gyeong-gu)さんからは、「今後さらに良い俳優になる」ともお墨付きをもらいました。
監督のキム・ビョンソさんからは、「ジュノは歌手ではなく、役者だ」とまで言われたんですよ。
俳優デビューとしては、これ以上ない賞賛だと筆者も思います。
ジュノくんも手応えを感じたんでしょうね。
それでも、「そこまで良い評価を得るほどではない」と思ったと言っているので、本当自分に厳しいですよね。
褒められて嬉しいけれど、いいところだけ見せていたので、申し訳ない気もしたんです。
そして、普段から演技に関心を持ってもいたし、これからも演技に挑戦したいと話していました。
それでも、あの「俺様」ジュノくんが、「現場で見ているだけでも勉強になった」と言っているのですから、共演した俳優さんたちはさらにすごいのだと思います。
さらに、ジュノくんはこの映画のミュージックビデオまで出してしまいました。
ジュノくんの自作曲です。
タイトルは、「I’m in Love」。
映画の場面が満載なので、観た人なら、もうドキドキが止まらないですよ~。
残念ながらYouTubeで貼れる動画が見つけられなかったので、音源だけのものをつけておきますね。
この映画の最終観客動員数は、550万人になりました(祝)‼
2013年8月7日には、500万人突破の公約実践イベントがありました。
ジュノくんの公約は、観客と一緒にポップコーンを食べながら映画を見るというもの。
たくさんのポップコーンを用意して、みんなでムービーデートを楽しみました。
トロント国際映画祭にも招待されたんですよ。
デビュー作とは思えない活躍っぷりですよね。
この映画は、日本でも2014年9月6日に公開されました。
3位 「二十歳」
(스물/Twenty)
2015年3月25日公開
主演 ドンウ 役
ジュノくんの初主演映画です!!!
と言っても、3人の「二十歳」の主役のひとりなんですけどね。
共演は、キム・ウビン(김 우빈/Kim Woo-Bin)くんとカン・ハヌル(강하늘/姜하늘/Kang Haneul)くん。
この3人は同い年役ですが、実際にも同い年なんですよ。
キム・ウビンくんは、女の子が大好きな無職の青年チホ役。
アルバイトをたくさんしながらマンガ家の夢を追っているドンウ役は、ジュノくん。
超オクテの妄想ヘタレ大学生ギョンジュ役は、カン・ハヌルくん。
高校を卒業したばかりの20歳を迎えたこの3人が、自分の夢を模索して奮闘する姿を描いた作品です。
愛と友情も見どころです。
ジュノくんの演じるドンウは、漫画家を目指して、「アルバイトをする浪人生」。
家計が苦しいので、父親の代わりに家長もしています。
これはきっと日本の「世帯主」が近いでしょうね。
バイトもしながら美大予備校にも通います。
忙しいのでいつも疲れています。
そして、若さゆえの迷いやプレッシャーもあって、悩んでいます。
ジュノくんは実際に練習生のときには金欠で、胃炎になっても病院に行くことができなかったので、コンビニでお粥を買って食べていたりしていたんです。
そして、今回はこのドラマのために、服装も質素なものにして、買い物も押さえ気味にと役作りにもがんばっていたようです。
ジュノくんいわく、「ドンウは悩みも多く、やるべきことも多い、お年寄りみたいな若者」。
不器用でまじめな、どこにでもいそうな青年です。
ジュノくんがこの台本と出会ったのは2PMの会食のときだったのですが、読み始めたらおもしろくて、食事をするのも忘れてしまったと言っています。
そのころ、同級生たちを描いた物語があまりなかったことからも新鮮に感じられました。
そしてなにより、セリフがおもしろかったんです。
それで、どんな映画になっていくのか気になったので出演を決めました。
2015年3月12日のマスコミ試写会及び記者懇談会で言っていたんですが、ジュノくん自身は、実際の20歳のときは、とても落ち込んでいた時期だったそうです。
花を咲かせるために努力していたけど、不安で、それでもどれだけ美しい花を咲かせられるかワクワクもしていたと語っていました。
本当に大きくてきれいな花が咲きましたね。
イ・ビョンホン監督からも
「悲哀が感じられる顔の俳優」、
「撮影中はずっと、莫大なエネルギーを発散していた」
「母性愛を刺激するジュノの魅力がドンウというキャラクターを完成させた」
と絶賛されていたんですよ。
それでも、ジュノくんは自分に満足できなかったと言います。
まさまだ足りないと思っていたら、監督さんや代表さんから「心配するな」と言われました。
演技ドルの先輩、Miss Aのスジさんなんかもそうでしたが、自分に不満を持っている人って、自分はもっとできるはずと信じている人だと筆者は感じます。
だからこそ、その自分の潜在能力をちゃんと発揮したいと思って努力できるんでしょうね。
ドンウの「諦めることがどれほど大変なのか知っているのか?」というセリフが、ジュノくんの過去を代弁していると感じています。
練習生時代に、自分も諦めたいと思ったことがあるから。
そして、今も夢と諦めの境界でがんばっている友だちを思い浮かべました。
励ます人は簡単だけど、当事者の心はそうじゃないから。
「アルバイトをする浪人生」も、学費も物価も高いのに時給は安くって、ローンを組んで借金を背負う若者が多いことを想像して演じました。
共感できる人が多いと感じたし、ジュノくんも愛着が持てたんです。
でも、自分と比べてみたときに、ドンウには伯父さんの会社というプランBがあるけど、自分は今の道を止めたら、なにをしていいのか全く思いつかなかったんです。
今の道を諦めることは、ジュノくんにとって人生を諦めるのと同じだったんですね。
だから自分を追い込みもしたし、夢が大きい分耐えることもできたと語っていました。
ナントこの映画は、「15禁(15歳以上が観覧可能)」になりました。
そんな制約にも関わらず、公開後わずか29日で観客動員数は300万人を超えました(祝)!!!
ジュノくんも
「二十歳の物語らしく、すべてが初々しかった」
「休みになるたびにおしゃべりをしながらキム・ウビン、カン・ハヌルと急速に親しくなった」
と言っていました。
この映画の最大のハイライトは、ソソ飯店での乱闘シーン。
ほんの4分間のシーンですが、ワイヤーアクションのリハーサルに丸1日、撮影には5日間かかりました(!?)。
これは、20歳の枠を破るという状況を、狭い店内で暴れることで表現したもの。
観客に、過ぎ去った20歳を振り返ってもらうために、昔よく流れていたエア・サプライ(Air Supply)の名曲「Without You」をBGMに使ったそうです。
この映画では、ジュノくんは、ソヒ役のイ・ユビ(Lee Yu-Bi/이유비)さんとOSTに参加しています。
2015年3月6日にリリースされたPart. 1の「趣向狙撃(Cupid’s Arrow/취향저격)」です。
イ・ユビさんは、声楽を学んでいただけあって、歌声も美しいですね。
この曲にのったスペシャルPV「二十歳のLOVE編」もいいですよ。
この映画の20年後はどうなっていると思うか質問されたジュノくんは、
なぜか(笑)?ドンウではなく自分の20年後も今のように歌手で俳優でありたいと答えていました。
ドンウの将来があんまりにも予測不可能だったんでしょうか???
それとも、ドンウのことより、自分のことを語りたかったんでしょうか???
ちょっと天然ぽくておもしろいですね(笑)。
ちなみに、この映画を観た2PMメンバーが1番強烈に印象に残ったのは、ジュノくんの七三分けの髪型だったそうですよ(笑)。
この映画は、2015年11月28日から、日本でも上映されました(祝)。
2015年9月23日に行われたこの映画のプレミアム上映会には、「俳優」として初来日したジュノくんが登壇してくれました(祝)!!!
4位 「メモリーズ 追憶の剣」初のキスシーンも!?
(Memories of the Sword)
2015年8月13日公開
ユル 役
舞台は高麗末期。
共演者も超豪華です。
「王になった男」以来4年ぶりに韓国映画に主演するイ・ビョンホン(이 병헌/李 秉憲/Lee Byung-hun)さん、
韓国人史上初のカンヌ国際映画祭審査員を務めた実力派女優チョン・ドヨン(전 도연/全 道嬿/Jeon To-yeon)さん、
デビュー作「ウンギョ 青い蜜」で高評価を得た新生女優キム・ゴウン(金高銀/김고은/Kim Goeun)さんたちとの共演です。
ジュノくんの役は、高麗時代最強の剣士と言われたユベク(イ・ビョンホンさん)に使えるユル。
ユル自身も最高の剣術使いなんです。
でも、ユベクに復讐心を持つ少女ホンイも気になってしまうという、ジュノくんらしい役柄ですね。
ところが、この映画のために武術を練習していたジュノくん。
またまたケガをしてしまいます。
右手の人差し指を2~3針縫う怪我だったんです。
それでもジュノくんは、迷惑がかからないようにと包帯を巻いて撮影を続けたんですよ。
それでも、さすがの運動神経で、初のアクション演技にもかかわらず、老練さを感じさせたと共演のイ・ビョンホンさんから褒められていました。
さらに、「誰よりも情熱的だった」とも言われていましたね。
アイドルにとって殺陣は振り付けのようなものと誰かが(誰だっけ?)言っていましたが、ジュノくんもそんなノリで身につけていったのかもしれませんね。
5位 「薔薇とチューリップ」
(Rose and Tulip)
2019年5月3日公開
主演 ネロ/デウォン(一人二役)
これは日本映画なんです。
「東京タラレバ娘」で有名なマンガ家東村アキコさんのマンガが原作です。
撮影も日本でした。
ジュノくんは、たくさん気を遣ってもらって楽しくできたと言っていました。
原作者の東村アキコさんが2PMの大ファンということもあって実現しました。
原作の中では、デウォンに似ているのは2PMのウヨンくんってことになっていましたけど、筆者的には、絵柄と雰囲気はジュノくんだなって思いました。
この映画で、ジュノくんは、世界的天才画家ネロと韓国人留学生デウォンの2役を演じます。
ジュノくん人生初の一人二役です。
ジュノくんが一番気をつけたのはふたりの眼差しの違い。
ナントジュノくんはこの作品のために主題歌を書き下ろすこともしたんですよ!!!
こんなステキなプレゼント、他にこの世に存在しないんじゃないかと筆者なんかは思います。
2019年1月21日、日本映画「薔薇とチューリップ」のプレミアム上映イベントで語っていたことなんですが、ジュノくんは、この映画の中で好きなシーンが3つあると言います。
ひとつは、ネロとデウォンの初対面のシーン。
もちろんジュノくんは両者を演じているので編集しないとどんなふうな仕上がりになっているのかわからなかったんです。
このときデウォンは入浴中だったので、体がふやけてしまったと言っていました(笑)。
2つ目は、デウォンが友人と食事するシーン。
なんとこの”友人”は、2PMのチャンソンくんだったんですよ。
ジュノくんいわく、「演技しに来たというよりもご飯を食べてぼくをいじって帰った」感じだったんですって(笑)。
そして3つ目は、ネロが、自分と入れ替わるデウォンのために、指導するシーン。
たくさん笑ったところなんです。
ジュノくんは、しばらくファンと離れている間(入隊中)に心の隙間を埋めるひとつとしてこの映画に出ることにしたと語っていました。
自作曲を作ったのもそういう想いからなんです。
このファンへの気遣いがたまらないですよね。
6位 「ホワイト:呪いのメロディー」
(화이트:저주의 멜로디/White:The Melody of Curse)
2011年公開
音楽番組のMC役
厳密に言うと、これがジュノくんの初出演映画です。
T-ARAのハム・ウンジョンサン主演で、K-pop界の裏側を描いた作品です。
いやぁ、サスペンスって言われていますけど、実際には”ホラー”だと筆者は感じています💦。
ジュノくんは、クライマックスの音楽番組のMCとして登場しています。
この映画は、日本でも2011年9月17日から公開されました。
******* おわりに
2PMのジュノくんの俳優としての面に焦点を当てて、
出演映画を筆者のおすすめ順に熱く紹介させていただきました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
子どもの頃から演技に興味があったというジュノくん。
チャンスが来るのをずっと待っていたんですって。
ファッションマガジン「CeCi」の2015年1月号のインタビューで、どんな俳優になりたいかとの質問に、「ジュノが出るんなら観に行こうと言われる俳優」と答えていました。
「ソン・ガンホ( 송 강호/宋 康昊/Song Gang-ho)先輩、ハ・ジョンウ(하 정우/河 正宇/Ha Jung-woo)先輩、チェ・ミンシク(崔 岷植/Choi Min-sik)先輩のように信じて観られる俳優になりたい」とも。
もう筆者にとってジュノくんは、そんな信頼できる俳優さんですよ。
信頼できる俳優としての地位を固めた今、これからはどんな飛躍をしていってくれるのか楽しみでなりません。
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